ひさびさに香港の友人の会社を訪問して、いろいろ話してきました。
彼はとある会社の香港側の代表なのですが、今のビジネス規模が10億近くなってきたところ、日本側からの介入が増えてきてしまったこともあり、新規事業に力を入れているようです。
で、その新規事業というのが中国輸出。
明日の朝から日本出張ということで、会社で資料をまとめている間、そこら辺にあるパンフレットを見させてもらいました。
なんかみんな「越境EC」とかいうもの。
今回自分なりに感じたことを2点
まずは、友人が新規事業なので商材の開拓から、展開まですべて1から始めていて聞いていてとても楽しい。
とは言っても、開拓ルートも展開ルートもほとんど話が進んでいて、最近の出張はこれ関係も多いみたい。
大きな会社なので、ゴールというか目標値が大きいので、商材についても展開についても彼のやる分野は私自身は手を出してはいけないと思っています。
資本力があるところにはかないません。
いろいろへぇとなる話が多くて、とてもおもしろいです。
次に越境ECについて
越境ECに関する会社のパンフレットとか資料が10社近くあったと思うのですが、「パートナーになりましょう」的な物が多い。
日本で販売するなら、今やメーカーが直にAMAZON FBAに丸投げなんていう手もありますが、国外(特に中国輸出)とかは難しいだろうからなぁ。
ユニクロあたりを見習って、中国で人気のある大手ブランドさんは直接中国展開に動き出しているようでした。
ブランド側は、パーセンテージとかではなく紹介料のみの契約、ブローカー側は金額的なうまみは無いのですが、大手ブランドをまかされると中国側バイヤーに箔が付いて信頼されるとかいう。ここらの裏話も面白かった。
で、この越境ECなのですが、資料を見ていてちょっと違和感がありました。
名前は忘れましたが一番優良そうな会社は、商品買取り制で完全成功報酬、初期費用運営費用0なんていうすごいものがありました。成功報酬部分もたしか10%程度とかなり良心的。そして3ヶ月販売実績が無いものは全品返却になるようです。
システム的にはかなり面白いと思ったのですが、これはプロモーションとかそういった部分がまったく考えてないんじゃないかと思います。間違ってたらすいません><
イメージでいうと、商品を並べてみて売れたらOK売れなければ返却なだけみたいな。
他の資料もほとんどこの「いかに売るかというかプロモーション」部分は触れられていなく、販売できるよ。という事実だけにとどめている印象でした。
すでに中国で売れているものは商品としての評価があるので、売ることは可能と思いますが、日本の特産品などを含め中国で初めて販売するものは、きちんとしないと売るのは難しいと思います。
友人曰く、越境ECで難しい部分の一つがプロモーションで、広告を信用していない中国人に対して説得力のあるプロモーションを知っている人がいない。プロモーションの得意な中国系の会社あたりもすでに訪問済みだけど、あまり説得力がなかったと言っていました。
ネットの世界に国境がなくなったように、物販も徐々に国境がなくなってきてると感じます。いつか中国輸入とか輸出なんかって言葉も少なくなっていく方向と思います。新しいことを知っておくのはいいことですね。
いろいろ楽しみなのと、その友人とこういった会話ができるようになったことがなんとも嬉しいです。
旺角のラーメン台風へ。

量が多い!

旺角付近の道

おもちゃ屋さんが何件かありましたが、扱ってるものがすごいというかレア?
ケンメリかっこいいなぁ

最後はバーに。怒られないと思いますのでアップしちゃいます。私ではありません。